静止摩擦力と動摩擦力は、
力学の中でも頻出のトピックであり、
正しく理解しておくことで
得点に直結します。
動摩擦力は一定です。
ただし、
外力が重力以外の方向に
働く場合、
垂直抗力N は単純に mg や
mgcosθ とはなりません。
そのため、
垂直方向の運動方程式を
丁寧に立てることが
重要です。
「動く」「動かない」
の条件を考える際、
不等式における「=(等号)」を
どちらに含めるかは場合によって異なります。
実際、解答と一致していなくても
大きな問題にはならず、
問題集などでも統一されていない
ことが多いです。
このサイトでは、
「=」は動かない条件に含め、
動き始める条件には含めない、
という方針で説明を行います。