本テストは、大学入試で出題頻度が高く、確実に得点したい重要分野から出題されています。
出題範囲:
力学: 単振動/衝突
電磁気: コンデンサ
波動: 波の式
いずれも、共通テストから難関大入試まで幅広く問われる基本かつ必須のテーマです。
テスト後は、間違えた問題をそのままにせず、必ず対応する説明ページ 解説ページ
を読み、" なぜ間違えたのか" "どこで判断を誤ったのか" を確認してください。
理解が不十分な問題は、再度解き直し、確実に正解できる状態にすることを目標としましょう。
このテストを通じて、入試本番で落としてはいけない問題を確実に得点できる力を養ってください。
x方向について運動方程式を立てると、
外力はばねの力のみであることがわかります。
したがって、この運動は単振動となります。
また、初期条件から位置確定パターンとわかり、
位置および速度が求まります。
以上を踏まえて、[1]を解答していきます。
運動方程式および与えられている式の情報から、
それぞれ求めることができます。なお、周期 と角振動数 𝜔において、
分数の値を取り違える誤りが非常に多く見られます。
必ず確認し、ミスを防ぐよう注意しましょう。
ボールを離した後の運動では、
外力は y方向の重力のみとなります。
したがって、この運動は水平投射です。
初期条件を正しく読み取り、それに基づいて解答していきます。
(4) [1] での、t=t1の時の速度なので、
v(t1)になります。
水平投射における x方向の到達距離は、
高さh だけ落下するまでの時間が
わかれば求めることができます。
6) x の最大値は、xx2の式の形に着目し、三角関数の合成を利用して求めます。
x2の最大値は、6)で得られた式を用いて求めます。
x2は sin を含む式であるため、sin=1 のときに最大値をとります。
また、求める時刻はボールを離してからの時間であるため、
その時間として t1 を用いることができます。
運動の前後の状況から、運動量保存則および力学的エネルギー保存則を利用します。
本問のポイントは、どのように立式するかにあります。
運動の途中の状態に注目すると、この運動は2つの物体が互いに押し合うことによって生じています。
したがって、2物体を一つの系として考えると、作用・反作用の関係により内力が打ち消し合い、外力が働かないことがわかります。
その結果、x方向の運動量保存則および力学的エネルギー保存則が成立します。
この種の問題では、保存則を機械的に適用するのではなく、
"どのような力が働いているか(外力・内力の区別)" を必ず確認するようにしましょう。
反発係数が与えていられていることから、
衝突後の速度は, v0' = - ev0 は分かります。
ただし、この場合でも、衝突時の運動(運動量の変化)をイメージすることを
忘れないようにしましょう。
本問では、衝突中に働く力や力積を直接求めることができないため、
反発係数の定義を用いて衝突後の速度を求めています。
2) の相対速度を用いて、AがBに追いつく条件を考えます。
Bの速度は負の向きであるため、AがBに追いつくためには、
Bから見たAの相対速度が負になる必要があります。
相対速度が正の場合は直感的に理解しやすいですが、
負の向きで考えると、やや分かりにくく感じることがあります。
そこで本問では、「Aの速さ > Bの速さ」
という条件で考えてもよいでしょう。
本問は、Aが上昇し、上昇が止まった瞬間の高さを求める問題です。
ここで注意すべき点は、上昇が止まった瞬間において、Aの速度が 0 にならないということです。
このとき、AとBは同じ速度で運動しています。
速度の向きが、初めに設定した座標軸と逆向きになるため、
考えにくい場合は、図のように向きを反転させて考えるとよいでしょう。
一般に、速度は、最初に設定した座標軸と同じ向きで定義するほうが、立式や計算を簡潔に進めることができます。
コンデンサの問題では、電場・電気容量・電位の関係を正しく理解しておくことが重要です。
特に、金属板や誘電体を挿入した場合の電場の変化に注意しましょう。
誘電体を挿入すると電場は弱まり、金属板を挿入した部分の電場は 0 になります。
これらの点が十分に理解できていない場合は、
基本的なコンデンサの問題に戻り、内容をしっかり復習しましょう。
コンデンサを複数の素子に分解し、寸法を調整して合成するなど、
回路問題(直列)に置き換えて処理する方法は適切ではありません。
本問で出題者が問うているのは、
"電場・電位・電荷分布の関係としての「コンデンサの本質的理解」"です。
回路として処理すると、
・電場の変化
・金属板内部で電場が 0 になる理由
・電荷分布の決定過程
といった重要な物理的要素が不明瞭になります。
上位レベルの問題では、
どの量が保存され、どの物理量が変化するのかを電磁気学的に説明できることが求められます。
安易に回路へ置き換えるのではなく、
電磁気として正規の立式・考察を行うようにしましょう。
この考え方を身に付けるのに、多くの時間は必要ありません。
数日間、要点を意識して集中的に演習すれば十分です。
金属板を挿入した場合、金属板内部および金属板間の電場は 0 になること
金属板に誘起される電荷については、金属板表面に分布する電荷の和が 2Q であること
スイッチを閉じたままであれば、A–B 間の電位差は Vのまま保たれること
これらの関係を定量的に扱えるようになれば十分です。
問いの指示に従って、計算すればよいでしょう。
スイッチを開いた場合、電荷は保存されることを定量的に扱えるようにしましょう。
このとき、電荷の分布は変化しないため、電場も変化しません。
移動に要した仕事については、
スイッチが切り離されているため、電池による仕事は 0 です。
したがって、静電エネルギーの変化量=移動に要した仕事となります。
本問は、波動の読み取りと立式に関する問題です。
グラフは y-t(時間)グラフであり、
ここから周期を読み取ることができます。
誤りがあった場合は、該当箇所を確認し、もう一度復習しておきましょう。
A,Tを具体的な数値で解答しても正解です。
3) 2) と同様に、点Qにおける y 変位を立式します。
4) 固定端反射では、反射点が節となるため、変位は 0 になります。
この点を必ず確認しておきましょう。
5) 6) 波の立式を正しくできるようにしておきましょう。
y' については、点 O から位置 X まで波が伝わる時間(6-X)/0.5 = 12-2Xから考えても構いません。
ただし、固定端反射であるため、位相を π ずらすことを忘れないようにしましょう。
問題としては、y'Qから求めてほしい誘導になっています。
7) 位置 X における定常波について、波の合成から振幅を求める問題です。
三角関数の合成を正しく行えるようにしておきましょう。
また、振幅は正の量であるため、絶対値を取ることを忘れないようにしましょう。
8) 7)から、節の位置(変位=0)を計算することになります。
定常波の節の位置は、λ/2毎になるので、確認ができることを確認しておきましょう。
